支部長あいさつ

子どもたちと教職員の皆さんの
笑顔のために

公益財団法人　日本教育公務員弘済会福島支部
支部長　　　近　内　吉　隆

新型コロナウイルス感染が拡大してから４年以上が過ぎますが、新型コロナウイルスの感染法上の分類が２０２３年５月から、季節性インフルエンザと同じ「５類」に引き下げられました。これにより以前の「日常」が少しずつ戻りつつあります。
このような中、２０１１年の東日本大震災から１３年が過ぎました。２０２４年２月に双葉郡を中心とした１１の市町村で避難指示が出された地域に住民登録している人は約６万４０００人で、実際に住んでいる人は約１万８０００人、率にして約２８％との報道がありました。「復興はいまだ半ば」をこの居住率が示しています。
さて、全国組織である日本教育公務員弘済会（日教弘）は１９５２年に創立され、今年は７２年目を迎えました。福島支部は教育長協議会、校長会、教頭会、公立学校事務研究会、教職員組合、県ＰＴＡ連合会等の教育関係団体の代表者の皆様にご協力を頂いて運営していますが、教育振興事業、福祉事業、共済事業を通して県内の教育界に貢献してきました。これは多くの学校の教職員の皆様のご支援、ご協力のおかげであると心から感謝申し上げます。
２０２３年度の福島支部の教育振興事業は計画通りに実施することができました。高校生等給付奨学金事業では県内の高校生、特別支援学校生167名に一人15万円を給付しました。また、全県で600校を超える小中学校、高等学校、特別支援学校に各種助成金をお届けし、子どもたちの学習活動への支援を行うことができました。
当弘済会は「最終受益者は子どもたち」という一貫した理念に基づき、子どもたちや教職員の皆様が笑顔で過ごせるよう応援していきたいと考えています。より一層のご支援ご協力をお願い致します。

2024年 公益財団法人日本教育公務員弘済会福島支部役員

2024年 参事

2024年 弘済会事務局役職員